こんにちは、もやこです。
突然ですが、天神島をご存じでしょうか?
天神島?
なんて読むの?
どこにあるの?
” てんじんじま “って読むんだよ~
天神島は神奈川県にあります、豊かな自然に囲まれた小さな島です。
今回は、その天神島の体験レポートを写真と共にお届けします。
これからの時期、磯遊びで特にオススメのスポットです!
天神島を知らない方、天神島に少しでも興味のある方は、ぜひ読んでいただけたらと思います。
天神島ってどんなところ?
天神島は神奈川県横須賀市にあります。
江の島の仲間かな?と思ってしまいますが、ちょっと違います。
江の島のような観光スポットではなく、豊かな自然に囲まれたすごく小さな島です。
正式名称は【天神島臨海自然教育園】というように、天神島は自然観察、環境の保護、調査研究など教育的利用を目的としている施設になっています。
さらに、天神島は神奈川県の名勝・天然記念物としても指定されている場所です。
天神島は三浦半島の中でも希少な自然海岸で、とても貴重な環境資源です。
自然海岸:海岸(汀線)が人工によって改変されないで自然の状態を保持している海岸。
環境省公式サイトより引用
天神島の注意事項
天神島では、注意事項や禁止事項がいくつかあります。
遊びに行く際は、ルールをしっかり守って過ごしましょう!
普通の海岸のように、テントの設営やBBQ・海水浴・釣りなどは出来ませんのでご注意ください。
●漁業権者以外の者が釣竿・モリ・網等の採集用具を持って入園すること
天神島臨海自然教育園・公式サイトより引用
●遊泳すること、許可なく潜水行為をすること
●園内や天然記念物指定区域内の動物・植物・海藻・岩石などを許可なく採集すること
●天然記念物指定区域内でボード・帆走遊具・カヌー・ヨット・小型船舶の使用、停泊をすること
●レジャー用具や火気を使用すること
●飲酒・喫煙すること、ペットを持ち込むこと
●無断で商業用の撮影・行為をすること
●教育園の保全・管理・運営のさまたげになる行為をすること
【天神島】磯遊び体験レポート
ここからは、先日家族で遊びに行った時の【天神島・磯遊び体験レポート】を写真とともにお届けしていきます。
まずは入ってすぐの潮だまりで、生き物の捜索開始!
なかなか生き物が見つかりません。
何とか小さいカニを見つけました。
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今の時期はひじきがいっぱい。
海藻類は足元がすごく滑るので要注意です。
ここで発見、アメフラシちゃん!
わたしが大好きな磯の生き物です!
ぱっと見は気持ち悪いのですが、よく見ると結構可愛らしくて、触り心地はちょっとしたスライムのような感じです。
わかめや海藻にくっ付いていたり、岩の隙間などに潜んでいました。
お次はバフンウニを発見!
食べたくなっちゃうアワビ
もちろん観察したら元に戻しましたよ!
イソクズガニ?
頭に海藻をくっ付けていて可愛いです。
二ホンクモヒトデ
ちょっと気持ち悪いから触るのに抵抗がありました・・・
ムラサキウニも発見!
ヤツデヒトデ
イボイボしていて触るとちょっと痛いです。
やっぱりヒトデは苦手かも・・・
天神島は関東でも指折りのウミウシの繁殖地でもあるのですが、残念ながら今回はウミウシを見付けることが出来ませんでした!
ビジターセンターの横にはシャワーも付いているので、帰る前にバケツや足を洗う事ができました。
ちなみに、ビジターセンター内のトイレを借りる事もできます(*^^*)
天神島の生き物に興味がある方は、隣接する天神島ビジターセンターで資料を見る事もできるので、ぜひ立ち寄ってみる事をオススメします!
この日はビジターセンター内の水槽で、ウミウシを見る事が出来ました。
- アメフラシ
- ウニ
- バフンウニ
- カニ
- エビ
- ヒトデ
- イソギンチャク
ビジターセンター内で100円で販売している、《天神島冒険図鑑》は、天神島で見る事ができる動植物が載っているのでオススメですよ!
磯遊びで注意すること
海の生き物の中には毒のある危険生物もいます。
磯遊びに行く前に、必ず頭の中に入れておきましょう!
カツオノエボシ
青いビニール袋のように見えますが、クラゲの仲間です。
刺されると激痛が走り、過去にはショック死してしまった事例もあります。
こちらは打ち上げられた死骸にも猛毒が残っているので、絶対に触らないでください!
ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコも、かなり危険です!
フグと同じ毒をもち、噛みつかれるとまれに死亡することもあるとのこと。
見つけても絶対に触らないでくださいね。
ヒョウモンダコは、唾液腺にフグと同じ毒のテトロドトキシンを含み、身の危険を感じるとこの唾液を吐いたり、噛み付いて注入したりする。咬症により噛まれた生物はテトロドトキシン中毒により麻痺し、死亡することがある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
スベスベマンジュウガニ
名前は可愛いのですが、こちらも毒を持っています。
こちらのカニは生息地によって、毒素に違いがあるようです。
神奈川県の三浦半島に生息しているスベスベマンジュウガニには、フグ毒が主成分として体内に含まれているとのこと。
絶対に食べてはいけません。
他にも海の生き物の中には危険生物が隠れています。
見覚えのない生き物がいた時には、触る前に一度調べましょう。
危険がない事を確認してから触ることをオススメします!
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【天神島】基本情報
ここからは、天神島の基本情報をお伝えしていきます。
遊びに行く際は、事前に公式サイトを一度確認してからお出掛けすることをオススメします。
アクセス
天神島は、駅から遠くてちょっと不便な場所にあります。
郵便番号 | 〒240-0103 |
住所 | 横須賀市佐島3-7-3 |
電話番号 | 046-856-0717 |
FAX | 046-856-0717 |
バスで行く
JR横須賀線「逗子」駅・京急線「逗子・葉山」駅から京急バスの「佐島マリーナ入口」行に乗車。
終点で下車、徒歩5分
車で行く
横浜横須賀道路「衣笠IC」から三浦縦貫道路に行き、「林」出口から15分
営業時間/定休日/入園料
営業時間 | 4~9月:9:00~17:00 10~3月:9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日 (祝日、振替休日の場合は翌日) 年末年始 |
こちらの施設、入園料が無料です。
遊びに行きたいけれど、あまりお金を使いたくない時に嬉しいですね!
天神島臨海自然教育園・駐車場
駐車料金 | 無料 |
収容台数 | 普通車15台 |
駐車料金も無料です。
駐車をしたら受付に行って、駐車票を受け取りましょう。
駐車票は車内の外から見える場所に置けばOKです。
2022年・駐車整理券の発行日
天神島では、開園前に駐車場周辺の混雑が予想される日に【駐車整理券】が発行されます。
【駐車整理券】発行日の駐車場の利用は、【駐車整理券】を持っている人が優先となります。
【駐車整理券】発行日 | 4月29日(金)~ 9月25日(日)の土日、祝日 |
【駐車整理券】の発行時間 | 午前8時から午前9時まで |
【駐車整理券】の有効期限 | 発行日の午前9時15分まで |
車1台につき1枚、発行 |
※上記以外でも、開園前の混雑状況によっては臨時に整理券が配布される場合もあります。
午前9時15分以降は、駐車場に空きがあれば【駐車整理券】がなくても駐車することができます。
その他の周辺駐車場
天神島の駐車場が満車の際は、路上駐車や待機は迷惑になるので、他の駐車場を利用しましょう!
佐島第四公園駐車場
佐島第四公園駐車場 | |
住所 | 横須賀市佐島の丘1‐1 |
収容台数 | 39台 |
駐車料金 | 30分以内 無料 最初の2時間まで 320円 以後30分毎に50円加算 (620円/1日最大) |
タイムズのB 佐島観音堂駐車場
こちらの駐車場は予約制です。
住所 | 〒240-0103 神奈川県横須賀市佐島1丁目26 観音堂 |
駐車料金 | 1日500円 |
タイムズのBから予約をすれば、1日500円で停める事ができます。
こちらの駐車場から天神島へは、徒歩11分程です。
【天神島】周辺のおすすめスポット
天神島の周辺にある、おすすめスポットを紹介いたします。
すべて車で10~20分程の距離の施設なので、天神島の帰りに寄っても楽しめますよ!
マーロウ
ビーカープリンで有名な【マーロウ】のレストランが近くにあります!
遊んだ帰りにレストランで食事や軽食を食べたり、テイクアウトでビーカープリンをお土産にするのも良さそう♪
げんべい
ビーチサンダルで有名な《げんべい》の一色店が近くにあります♪
豊富なカラーから自分のお気に入りの一足を探すのはいかがでしょうか?
【天神島で磯遊び】まとめ
暖かくなってきて、いよいよ磯遊びシーズンの到来です!
カニやウミウシ、エビなど海の生き物観察は大人も子供も楽しめます。
天神島での磯遊びはすごく楽しいので、気になる方はぜひ訪れてみるのはいかがでしょうか?
この記事が、天神島を知らなかった方・天神島に少しでも興味のある方の役に立つことができたら嬉しいです!
最後までお付き合い下さりまして、ありがとうございました。
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