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こんにちは、もやこです。
いきなりですが、
療育ってご存じでしょうか?
我が家の長女は現在、小学校一年生で特別支援学級に通っています。
幼稚園年長さんの一年間、長女は療育に通っていました。
昔に比べると最近は発達障害について耳にすることも多くなり、
療育の存在も知られるようになってきたように思いますが・・・
今回は我が家の長女が一年間通った、療育の体験談をお話していきます!
- これから療育に通う事を検討している方
- 療育に通うことに不安がある
- 子どもの発達に不安を感じている
こういった悩みのある方は、ぜひ今回のお話を読んでいただけたらと思います。
住んでいる自治体や各療育によって、教室のカリキュラムや内容は違うと思います。
今回は、あくまでも私の娘の通っていた療育での内容であり、専門的な知識等は持っていない、親目線から見た一つの体験談であることをご了承くださいませ。
療育に行くきっかけになった、発達相談の記事もありますので
合わせて読んでいただくと分かりやすいと思います。
気になる項目だけを読みたい方は、目次から選んでくださいね!
そもそも療育とは何か?
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さて、最近よく聞くようになりましたが
療育ってそもそも何?ということからお話していきます!
療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることです。
株式会社LITALICO, LITALICOジュニア(https://junior.litalico.jp/)より引用
とありますように、療育とは発達障害や発達に不安をもつお子様の
今現在、困っている事を解消して、その子の個性に応じながら、
もっと生きていきやすくするお手伝いをしてくれる場になります。
早期療育とは何か
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最近では発達障害や、グレーゾーンのお子様の早期発見・早期療育が重要だと言われています。
早期療育とは、文字通り早い時期から療育(発達支援)を取り入れるという事です。
なぜ、早期療育が重要!と言われるかというと
長い期間、子どもの発達障害や発達の遅れに周囲の人が気付くことが出来ずに
対応が遅れてしまった場合、二次障害を発症してしまう可能性が高くなる傾向があります。
二次障害とはどういう事か
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二次障害とは、発達障害や発達の遅れからくる症状ではありません。
発達障害・発達の遅れによって起こる、困りごとをきっかけにして生じる症状の事をいいます。
例えば
【発達障害の特性や発達の遅れにより、学校での人間関係が上手くいかなくなり、不登校になってしまった】というのが二次障害に当てはまります。
ほんの一部をあげますが、様々な症状や行動となって現れることがあります。
- 不安障害
- うつ症状
- 対人恐怖
- 依存
- 不登校
- 引きこもり
- かんしゃく
- 家庭内暴力
療育体験談
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ここからは、我が家の長女の療育体験談です。
療育には色々な種類の物があるのですが、娘の通った療育は
幼稚園年長の1年間・隔週・幼稚園が終わった後の約2時間のクラスでした。
1クラス10人と少人数で、先生は3~4人いました。
療育ではどんなことをした?
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娘が療育に通っていた時期は、2020年4月~と緊急事態宣言まっただ中で、
従来の開催方法とは内容がかなり変わってしまったようです。
今までは保護者は同じ教室内で、子どもの療育の様子を見学できたそうなのですが、
感染症対策のため、保護者は別室でモニター越しの見学でした。
さて、子どもの療育での過ごし方ですが、見ていると小さな幼稚園のような感じでした。
その日によって内容は変わるのですが
- 日直が初めの言葉
- その日の活動を行う
(制作・ちょっとした運動・名前を書く練習等) - 日直が終わりの言葉
といった感じで毎回、進められました。
日直は毎回違う子に割り当てられます。
その日の活動は毎回違うのですが、簡単な制作物や平均台にのって歩く等
その中で順番を守ったり、返事をしたりなどの要素を身に付けているのかな?と感じました。
療育に通って娘が得られたものは?
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私が感じた事なのですが、苦手なことが出来るようになる場面もありましたが、
療育に通うからと言って何か能力を伸ばすとか、
出来ない事を出来るように頑張る!といった場では無いように感じました。
療育の先生を見ていて思ったのは、とにかく子供を褒める!という事です。
出来たら褒める・出来なくても褒める!・とにかく褒める!
娘の場合は、幼稚園では周囲の児童よりもうまく出来ない事や、遅れてしまう事が多く
先生や他の子に教えてもらう立場になってしまいがちでした。
そんな環境で日々、過ごしていく中で
「どうせ私なんて、できないし・・・」と、自己肯定感が低くなってしまっていました。
療育に通ったことで、自分でも出来る!いっぱい褒められた!
と、自信や自己肯定感を少し持てるようになったと感じました。
療育でわたしが気付かされたこと
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母親のわたし自身も、療育での様子を見ていて、
もっと普段から褒めてあげよう、と気付くことが出来ました。
思い返せば、産まれたばかりの時はゲップだって一人では出来ない赤ちゃんで
寝返りをしただけでも「寝返り出来た!すごいね!」と褒めちぎっていたのに
寝返りも 歩くことも トイレに行くことも当たり前になって
いつの間にか褒めることのハードルが上がっていたな・・・と。
娘はどうしてもうまく出来ない事や、分からない事が多く、
普通に過ごしているだけでも、自己肯定感が低くなってしまいます。
せめてわたし位はもっと娘の事を褒めて、甘くなっても良いのかなと気付かされました。
おわりに
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療育に通う前は、わたしは療育という名前は知っていたけれど実際は何をするんだろう?と
何も分からない状態でした。
通ってみると、特別変わったことをするわけではなくて
初めは日直が出来なかった子どもが、1年後には出来るようになっていたり
じっと座っていられなかった子どもが、ちゃんと座って話を聞けるようになっていたり
低いハードルを一歩一歩越えて、
子どもが自分に自信をつけるための場所なのかな?と感じました。
わたし自身、子どもとの関わり方を見直すきっかけにもなったので、
療育に通った事はすごく良い経験になりました!
あと、療育の日だけは帰り道に娘と2人でドーナツを食べに行ったり、
寄り道をしたりと、長女と水入らずの時間が作れたのも嬉しかったです(*^^*)
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ここまで読んでいただきまして、
ありがとうございました!
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