こんにちは、もやこです。
今回は入学前、娘の学級選びで悩んだ時に考えた
特別支援学級に通う際の、デメリットについてのお話です。
我が家の長女は、今年の4月から特別支援学級に通っています。
通い始めて7ヵ月が経ちました。
娘の小学校進学で特別支援学級か普通学級かを選ぶ時に、
メリット・デメリットを色々と想定していました。
実際に娘が特別支援学級で7ヵ月を過ごした今、
わたしが入学前に想定したデメリットと実際の状況を考えてみました。
お子様の進学・進級で特別支援学級を考えている方、
特別支援学級について気になっている方の、参考にしていただけたらと思います。
ただ私は専門家ではありませんので、すべてが正しい情報や意見ではありません。
そして完全な保護者側からの視点で、
個人の見解も含んでいることをどうかご了承ください。
以下が入学前にわたしが考えていた、特別支援学級のデメリットです。
入学前に考えていた・デメリット
- 特別支援学級に通うことで、仲間外れに合うのではないか?
- 普通学級でお友達は出来なくなっちゃう?
- 勉強が遅れてしまうのではないか?
特別支援学級のデメリット
たいていの物事には、良い面・悪い面の両面があると思います。
ここでは私が長女の入学前に考えた特別支援学級に通うデメリットと、
実際に特別支援学級に通い7カ月たった今、
考えていたデメリットはどうだったのか?をお伝えしていきます。
仲間外れにされるのではないか?⇒ 今のところは問題なし
まず、真っ先に考えたのが特別支援学級に通うことで
"仲間外れにされないかなぁ?″という事でした。
特別支援学級に通うと、みんなが授業をしている教室とは
別の教室で授業を受ける事になります。
娘は普通学級にも席はあるけれど、
算数や国語の授業は特別支援学級で受けています。
特に女の子なので、他の子と違うことをしていると言うのは
目を付けられやすいのでは・・・と考えました。
私も学生時代に仲間外れにされた経験があったので、
猶更そういった事を考えてしまいました。
この事について、入学前の学級選びに悩んでいた時に
教育委員会の方に意見を仰いでみました。
答えて下さった方は、
《特別支援学級に通うからと、仲間外れにされてしまう事もあるかもしれないけど、
普通学級に通っても同じような可能性はある。》
とのことでした。
普通学級のペースに着いていけず、図らずも他の生徒の足を引っ張ってしまう場合も考えられますし、普通学級にしたところで他の生徒からは長女は少し変わった子に見えると思います。
仲間外れにされるリスクは、
もしかしたら普通学級の方が高いかもしれないという見解でした。
それを聞いて、それならば特別支援学級に在籍をして、
学校内に居場所を確保することも大切かな、と思いました。
もし普通学級で嫌な思いをしても、
特別支援学級に居場所があれば、少しは救われるのではないのか・・・?
からかわれたり、仲間外れに合うというのは、誰しも起こる可能性があります。
特別支援学級に通うことで、仲間外れに遭うリスクもあるかもしれないけれど、
普通学級に通ってもその可能性は変わらないので、
それならば長女の特性に合わせた学習が出来る特別支援学級にしよう!と思いました。
さて、小学校に通い始めて7ヵ月が経ちましたが、
今のところは全く問題はなさそうです。
娘にとって特別支援学級は居心地が良いらしく、
特別支援学級に行くことが大好きなようです。
普通学級の児童から仲間外れにされる、という事も今のところは無いようです。
どうかこれからも、学校で嫌な思い・悲しい思いをしませんように・・・と、
心配は尽きませんが・・・
普通学級のお友達は出来なくなっちゃう? ⇒ こちらも大丈夫そう
こちらも、今のところはそんなに心配はないようです。
娘は算数・国語以外の授業や休み時間・給食は普通学級で過ごしているので
普通学級にも、お友達はいるようです。
放課後も普通学級の児童と約束をして、公園で遊んでいることもあるので
とりあえずは大丈夫かなぁ・・・と。
ただし、今はまだ低学年なので今後はどうなるか分からないな、
と思ったりもしています。
普通学級に比べて勉強が遅れてしまうのではないのか?⇒ 遅れてきました
入学前は、普通学級とできるだけ差が出来ないで欲しいと考えていました。
実際に特別支援学級に通いだして7カ月が経ちましたが、
やはり徐々に差は出来てきています。
しかし、それは理解力に合わせたペースで学習を進めるから、仕方がないことです。
普通学級に通っていたら、理解が出来ていないまま授業が進んでいた事になります。
特に一年生は足し算や引き算・ひらがな・カタカナといった、今後の勉強の基礎の基礎を学んでいる段階です。
基礎をしっかり理解をしておかないと、6年生までの勉強に支障が出てきます。
ここで差がついても、今、学んでいることをしっかりと理解することが大切だと思いました。
特別支援学級に入ったら、もう普通学級に行けなくなるのか?
一概にはそうとは言えないようです。
本人が特別支援学級ではなく普通学級を希望した場合は
普通学級に移ることは可能だと思われます。
娘は今現在、特別支援学級に通っていて普通学級に移ることは考えていないのですが、
教育委員会の方に、特別支援学級にしたらもう変えられないのでしょうか?
と聞いたところ「そんなことはありません」という答えでした。
普通学級のペースの授業でも問題なく付いていけそうならば、
移動することもアリなのではないでしょうか。
もしも娘が普通学級に移りたいと言い出したり、
移っても問題がなさそうだったら、その時は学校に相談をしてみようと考えています。
最初は普通学級で様子を見てからでは遅いのか?
入学した段階で特別支援学級に決めるのではなくて、様子を見て無理そうだったら
特別支援学級に変えるのはどうなんだろう?と考えました。
これは、学校によって対応が分かれるようです。
同じ療育に通っていた児童で、そういった選択が出来る
小学校に進学される方もいました。
娘の通っている小学校では、特別支援学級を考えているのならば、
なるべくなら初めから入って欲しいとう方針です。
特別支援学級の過ごし方やルールをまずは覚えて、そこから学習を進めていくため、
途中から入ると特別支援学級のルール等から始めなくてはいけなくなり、
ほかの生徒にまで影響が出てしまう、との事でした。
あとは勉強が分からなくなってから移動してくると、
初期の足し算・引き算の理解から出来ていないこともあり、
初めからのやり直しになるので、かなり学習面で遅れをとってしまう事もあるそうです。
入学する小学校の特別支援学級によって対応が違うので、
お子様の通う学校の特別支援学級の先生に聞いてみるのが一番良いかなと思います。
おわりに
娘が特別支援学級に通うようになり、
7ヵ月が経過して感じたことをお伝えしてみました。
今のところは特別支援学級にして良かった、という感想です。
しかし、これから学年が上がるにつれて出てくる問題もあるのかも?
と不安になる時もあります。
まあ、取り越し苦労で暗い気持ちになっていても仕方がないので、
その時の娘にとって、何が一番良い選択なのかをその都度考えていこうと思います!
特別支援学級か普通学級か、どちらに進学・進級するかを悩まれている方の参考に
少しでもなることが出来たら嬉しいです。
ここまで読んでいただきまして、
ありがとうございました!
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