こんにちは、もやこです。
今日は、長女の小学校のお話です。
長女の簡単な自己紹介は、こちらをご覧ください。
もやこ家の長女は現在、小学一年生で支援学級に通っています。
長女は幼稚園の年中から月に2回、幼稚園とは別に療育に通っていました。
就学する際に、普通学級と支援学級のどちらを選択したら良いのか?
様々な情報をネットや本で読み漁り、悩みに悩みました。
どこかで同じように悩んでいる方がいるのではないかな?
私の経験談が誰かの役に立たないかなぁ?という思いで今回、ブログに書くことにしました。
今回は、支援学級ってどんなところ?というお話や、
なぜ支援学級に決めたのか、学級を決めるときはどうするの?
実際に支援学級にした今の感想を、我が家のケースでお伝えしていきます。
完全に我が家の実体験の話なので、住んでいる地区町村によって内容が変わってくるかと思います。
実際に就学相談に行こう!支援学級に通わせたい!という方は、
一度、住んでいる市区町村の教育委員会にお問い合わせすることをお勧めします。
普通学級と支援学級
小学校に進学するにあたって、選択肢は主に以下の4つあります。
通常の学級 (通常級・普通級) | 一般的なクラス |
通級指導教室 (通級) | 基本的には通常級にいるが、指導が必要な際に移動して学習する。 算数だけは通級、など一部特別な指導を必要とする児童に対して、その子に応じた特別の指導を行う指導形態。 |
特別支援学級 (支援級・特別級) | 1学級の児童生徒の数の基準が8人と、少人数で学ぶクラス。 一人ひとり個別のニーズに合った教育を受けることが目的。 |
特別支援学校 | 障害のある幼児児童生徒に対して、障害による学習上や、生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けること目的とする学校。 |
この中の、通級や支援学級が設置されているかどうかは学校により違います。
設置されていない学校もあるので、近所の小学校に通う予定だったのに、支援学級がない!という可能性もありますので、事前の確認が必要になります。
もやこ家の長女は、この中の特別支援学級、いわゆる支援学級に通っています。
学校によって支援学級の呼び名が色々とあるようですが、
ここでは支援学級と呼ばせていただきます。
就学相談
就学相談は小学校に進学するにあたり、
お子様の障害や発達に気になるところがある家庭が申し込むことができます。
自治体から送られてくる就学時健康診断とは違い、保護者から申し込む必要があります。
住んでいる市区町村によって違いがあるかと思いますが、今回は我が家の就学相談が
どういった流れで進んだかをお話します。
初回・教育委員会での面談
娘の場合は幼稚園の年中から療育に通っていたので、そこで就学相談の事を教えていただきました。
まず入学する前年の7月に、住んでいる市区町村の教育委員会に連絡をして、
保護者である私と、教育委員会の方との2者面談をしました。
コロナウイルスが流行する以前ですと、就学相談会といって保護者を集めて相談会を開いていたようですが、コロナ禍の影響もあり、家庭ごとの個別面談という形でした。
面談では、子どもの普段の様子や進学にあたって心配している事などを伝えました。
今までの発達について等を聞かれることもあるので、療育で渡された資料や、
母子手帳を持って行きました。
2回目・子どもの面談
後日、教育委員会の方が子どもの様子を実際に見る機会が設けられました。
就学相談を受けている子どもを10人くらいずつ、時間で区切って集めていました。
市内の小学校の教室を使って、親と子どもは別々の場所に案内されました。
親はその場で次回の面談の希望日のプリントを渡されたので提出し、
子ども達は集められて教育委員会の方々と過ごしていました。
子どもが集団行動が出来るか、指示された通りに動けるか等、
実際の子どもの様子を教育委員会が判断する機会だったようです。
3回目・最後の面談
先日提出した希望日をもとに、3回目の個別面談です。
教育委員会で、保護者の話・実際に見た子どもの様子・幼稚園や療育の資料を参考にして、
その子に適した学級の提案をされます。
その提案も踏まえて、どちらの学級を選ぶかを保護者が決める・・・という流れでした。
娘の場合は支援学級に進学する方が適している、という提案を受け
私自身も娘にとって、支援学級のほうが良いのではないかと思い、支援学級に決めました。
その場で決めても良いし、家に持ち帰って考えてから返事をしても良いと言われましたが、
我が家はもう、支援学級に通った方が良いだろうと以前から決めていたので、その場で返事をしました。
就学相談の他にしたこと
私の場合は支援学級に決める前に、私だけ実際に小学校の見学に行かせていただきました。
見学することで支援学級と普通学級、両方の授業風景や教室の雰囲気も分かったので、
不安も少し解消されました。
不安がある方は、実際に学校の様子を見に行かれるのも良いかと思います。
あとは、幼稚園を卒園した春休み中に、娘と学校見学をさせていただきました。
娘は長女なので、小学校にまったく入ったことがない状態で入学するよりは、
どんな所か少し知っていた方が良いのでは?という療育からの提案でした。
そこで校長先生や、学校の先生とも少し対面して自己紹介をしたり、
教室やトイレ、体育館の様子を見ることが出来たので、心配性の娘は少し安心して入学を迎えることが出来たようです。
学校見学をする時には自分から電話で学校に連絡をしましたが、とても快く受けてくださいました。
特別支援学級にしたポイント
うちの娘の場合、座って話を聞けない、とか周りとトラブルを起こすことは一切ありませんでした。
幼稚園でも、先生が目を離せない!という子ではなく、困っていても見逃されてしまうタイプです。
私が、娘は支援学級の方が良いと思ったポイントです
- 一斉指示で動けない
- 困っていても周りに伝えられない
- 集団行動で遅れてしまう
- お友達と上手く付き合えない
指示が分からない時は、周りの様子を見てから動くので、どうしても遅れが出てしまいます。
幼稚園では先生が助けてくれたので何とかなっていましたが、
進学するにあたって普通級で過ごすには困難ではないかな、と感じました。
小学校は幼稚園と違い、基本的に先生1人で30~40人近くを対応するので、
遅れている一人の子にばかり気にかけていられません。
娘は困っていても周りに伝えられないところがあるので、
普通学級のペースだと、困っている事を誰にも気付かれずに置いて行かれてしまうと思いました。
特別支援学級に通ってみて
娘が入学して支援学級に通いだしてから、ちょうど半年が経ちました。
今、娘は普通学級にも籍はあるけれど、支援学級に在籍という形で通っています。
通級に似ていますが在籍は支援学級なので、通級ではないそうです。
体育や音楽、図工は普通学級で受けているけれど、算数・国語・道徳は支援学級で受けています。
半年間、支援学級に実際に通った今の感想ですが、
- 個々に合わせた指導を受けられる
- 支援学級の先生が大好き
- 少人数教室のほうが落ち着く
- 先生と連絡帳で密に連絡がとれる
と、娘にとっては今のところ支援学級を選択して良かったと思います。
夏休みの宿題や、普段の宿題も個々の学習ペースに合わせたものを用意してくださるので、
娘の場合は、国語は普通学級ペースで進められるけど、算数はゆっくりペース
と無理なく学ぶことが出来ています。
おわりに
進学にするにあたって発達に心配があったり、障害があったりする場合、親はとっても悩みます。
普通学級か支援学級か・・・毎日眠れなくなるくらい悩んで悩んで悩みぬきました。
最後に決めるのは親なので、ものすごく責任重大に感じて、私は決断をすることが怖かったです。
今でも自分の決断が本当に合っていたのか、正しかったのかは実は分かりませんし自信もありません。
けれど、普通学級か支援学級のどちらを選ぶにしても大切なのは、
子供が出来るだけ楽しく、余計なストレスを感じることなく6年間の小学校生活を過ごせることです。
まだまだ私も悩むこともありますが、子どもが楽しく学校に通えるサポートをしていきたいです!
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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