東京湾の無人島・猿島～猿島観光の楽しみ方

もやこ

こんにちは、もやこです。
今回は、東京湾唯一の無人島・猿島の体験リポートです！

猿島に行ってみたいなぁ～という方や、猿島ってどんなところ！？と、
猿島に興味のある方に読んでいただけたらと思います。

ざっくりとですが、猿島はこんな方におススメです！

猿島って、どんなところ？

ここでは、猿島がどんな場所なのかをお伝えしていきます。

猿島は東京湾で唯一の無人島です！
神奈川県横須賀市に所在している無人島で猿島に行く方法は、
運行しているフェリーのみとなっております。
プレジャーボートなどで上陸することは禁止されています。

島は釣りやバーベキュー、歴史遺産、
磯遊び、散策などを楽しむことができる
観光スポットになっています。

一部の方からは、東京湾のラピュタと呼ばれています！
ラピュタとは、スタジオジブリの天空の城ラピュタの事です。

なぜかというと、猿島はかつては日本軍の基地でした。
砲台が置かれ、東京湾を守る要の役割をしてた要塞の島で、
当時は一般人の立ち入りが禁止されていました。

今でも砲台の跡があちらこちらに残っており、
兵舎やレンガで造られたトンネル、建造物を見ることが出来ます。

もちろん戦争当時の物なので、今では苔が生え、ツタが絡み、
まるで天空の城ラピュタの世界の中にいるような雰囲気を味わう事が出来ます。

写真撮影をしたくなる風景がそこら中に広がっているので、
カメラが趣味！という方にもおすすめの撮影スポットです。

猿島・基本情報

猿島には、フェリーに乗って渡ることになります。
フェリー乗り場は三笠公園の隣にあり、フェリーターミナルも傍にあります。

お車でお越しの方は、三笠公園の駐車場に停めていただくと良いと思います。
満車になっていても、近隣にパーキングは沢山あるので大丈夫です！
我が家は近くにあるポートマーケット(改装中)の駐車場を利用しましたが、
最大料金９９０円で利用できました。

電車でお越しの際は、京急横須賀中央駅から徒歩15分位で、フェリーターミナルまで行くことが出来ます。

フェリーの運行時間は夏期と冬期で変わります。
基本的に１時間に１本出航していますが、乗客が多い日は臨時便も運行しています。
乗船時間は片道約10分です。

船にはベンチや椅子も備え付けられていますが、混んでいるときは座れないこともあります。
もしも座ることが出来なくても、
片道10分位なので出港してからあっという間に猿島に着きます。

料金表

まず、フェリーに乗船する前に、フェリーターミナルの建物で乗船券を購入します。

上記の乗船券料金＋公園入園料
【15歳以上200円、小・中学生100円】を一緒に支払います。

※小学生未満は大人1名につき1名無料です（大人の人数を超えた場合、小学生料金を人数分適用）

　《横須賀市民割》・・・横須賀市民の方は乗船料半額でご乗船いただけます。
  ※猿島公園入園料は別途かかります。
  ※窓口で身分証明書をご提示下さい。

フェリー夏期ダイヤ 【3/1～10/31】

夏期ダイヤ【3/1～10/31】
※毎日運航（欠航を除く）

フェリー冬期ダイヤ 【11/1～2/28】

冬期ダイヤ【11/1～2/28】
※毎日運航（欠航を除く）

猿島内の施設

下船をすると、まず猿島オーシャンズキッチンという島内唯一のレストランと、
BBQ道具をレンタル出来る施設があります。

猿島・BBQ

食材以外のBBQに必要な機材は全てレンタルすることが出来ます。
使い終わった機材は洗わずに返却OK。
BBQは機材のレンタルのみで、食材は各自持ち込みです。

※ご予約は、ご利用の1ヶ月前から
インターネット公式サイトのみで受け付けしております。
電話での受け付けはしていないので、ご注意ください！

猿島オーシャンズキッチン

猿島で唯一のレストランです。
横須賀ならではの食材を使った、海軍カレーやちらし寿司といったオリジナルメニューや、ソフトドリンク・アルコールを楽しむことが出来ます！

猿島・おすすめスポット

猿島は島の歩けるところを、ぐるりと一周しても２時間くらいあれば見て回ることが出来ます。

島内の散策は歩いて行くと所々に地図が出ているので、迷うことはあまりないですが、
心配な方は島で配布されているパンフレットの地図を見ながら、散策を楽しむと良いと思います。

年中と小学一年生の娘2人も、
猿島の散策は探検隊の気分を味わえるようで、とても楽しんでいました。

より詳しく猿島の事を知りたい方は、ガイドさんが島内の見どころを約30分間案内してくれる、ガイドツアー(有料)も用意されています。

※立ち入りできない箇所が何か所かありますのでご注意ください。

フランス積み・レンガのトンネル

猿島にはレンガ造りの長いトンネルや、建造物をあちらこちらで見ることが出来ます。

このレンガ造りは、フランス積みという方式で積み上げられたもので
なんと、日本に数カ所しか現存しない貴重なものだそうです！

長いレンガのトンネルは薄暗く、夏でも中はヒンヤリと涼しくてとても雰囲気があります。

初代仮面ライダー・ショッカーのアジト

猿島はなんと、初代・仮面ライダーのロケ現場でもあります。

島の奥の長い階段を登ると、ショッカーのアジトとして使われた建物を
今でも見ることが出来ます！

初代・仮面ライダーファンの方は是非、
一見の価値がありますので見ていただきたいスポットです。

我が家は猿島に行く前に、YouTubeで初代仮面ライダーをチェックしてから行きました。
この建物は広場の中にあるので、ここで休憩や仮面ライダーごっこをして遊ぶのもお薦めです！

※建物の中や階段は、立ち入り禁止になっています。

苔やツタが絡む大木・壁面

こちらも、島内のあちらこちらで見ることが出来ます。

ジブリ好きとしては、どうしてもラピュタを連想せずにはいられません！

カメラや写真撮影がお好きな方でしたら、ものすごく雰囲気のある素敵な写真を撮ることが出来ると思います。

磯遊び・フィッシング

長い階段を下りていくと、オイモノ鼻の岩場に行くことが出来ます。

私が遊びに訪れた時には、そこまで広い磯とは感じませんでしたが、
子どもが何人か磯遊びをしていたり、大人は釣りを楽しんでいる方を見受けられました。

クロダイ・アイナメ・カレイ・カサゴなども釣れる釣り場として有名との事です。

こちらの磯は波が荒いことが多く、足元もあまり良くないので
お子様はライフジャケットがあった方が安心して遊べると思います。

磯だけではなく、フェリー船着き場近くの砂浜から、投げ釣りを楽しむ方も多いです！

おわりに

もやこ

以上が、今回の猿島観光リポートです！

船に乗って無人島に渡り、一歩入ればラピュタの世界！という非日常を味わうことが出来ました。

なかなか無人島に行く機会ってないですから、
子どもたちにとっても良い経験になったと思います。

この記事を読んで、猿島に行ってみたいな～なんて思っていただけたら嬉しいです。
ここまでご覧いただきまして、ありがとございました！